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感動をありがとう!アイドリッシュセブン1stライブレポート

roadtoinfinity

「まだ始まったばかりです。」12人の真ん中に立っていた彼は最後にそう言った。

2018年7月7日・8日、埼玉県所沢市にあるメットライフドームにてIDOLiSH7、TRIGGER、Re:valeによる初のライブ「Road To Infinity」が開催された。3万人以上が入る会場には通常のアリーナ席・スタンド席に加えて、芝生席やステージ裏の完全見切れ指定席なども設けられて4万人近くのマネージャーが全国から集った。

開催日直前の関西地方を中心とした悪天候の為、当日の天気もどうなるのかと心配したが7日は曇り、8日は晴れとなり無事にライブは行われる運びとなった。しかも、前日までの悪天候が幸いし会場の空には虹がかかるという小さな奇跡。天候すらも演出に変えてしまうのか。

残念なのは、交通機関が動かずに来る事が出来なくて悔しい思いをしたマネージャーもいる事だ。そんな中でも、開催されるライブでの返金対応は運営サイドが行える中でも最大限に誠実な対応だと僕は思う。

また個人的な事だが、今回のライブはチケットを入手する事ができず7日のライブビューイングのみの参加となってしまった。なので、以下のレポートはスクリーン越しに観た個人の感想なので現場の空気感までは伝えられないだろう。内容もあくまで7日のみ。

※記事内の敬称は省略させていただいております。

いよいよ始まったライブの完成度に驚く

ライブ開演時間の5分前ほどになりスクリーンには会場の様子が映し出される。巨大な会場だとは思っていたが実際に目の当たりにするとその広大さに驚いた。そしてその会場はほとんど埋まっている。プロジェクト開始から3年、満を辞して行われるライブだ、これだけの人数が集うのは当たり前なのだろう。

ついに開演時間。照明が落ちる。アニメの劇伴でメインとして使われていた「Story of RAiNBOW」が流れる中、会場のバックスクリーンに映像が映される。興奮と感動が一気に押し寄せてくる。

そして、いよいよ1曲目。曲は「MONSTER GENERATiON」アイドリッシュセブンはこの曲から全てが始まった。この曲以外にライブのオープニングは考えられない。ステージに横一列に並ぶメンバーは今回のライブのキービジュアル衣装を着ている。ステージに立つ7人はMV通りのステップをしっかりと踏み歌っていた。その歌声は力強く真っ直ぐに届いてくる。そこにアイドリッシュセブンはいた。

MCを挟んで2曲目は「Dancing∞BEAT!!」バックスクリーンには作中そのままのロゴが映し出される。まさかBメロで停電する?なんて一瞬頭をよぎる心配をよそに曲はしっかりと続いていく。

やはりこの曲もライブ前半にふさわしい。と楽しんでいると、間奏で環役のKENNがステージのセンターに出てくる。まさか!?と思ったのも束の間、あのソロダンスを披露。当然、壮五役の阿部敦とハイタッチしソロパートを歌い上げると背面に立つ陸役の小野賢章と入れ替わり曲は終盤へ。あのライブシーンそのままだ。停電をしていない今回は紡も純粋に楽しんでいる事だろう。

3曲目「Joker Flag」で会場は更に盛り上がる。暑い季節のライブに、この曲は欠かせないだろう。後半の唐突に入るラップパートもこなし、ステージも会場もこの曲が持つポジティブなエネルギーでいっぱいになっている。

「Joker Flag」が終わり、次は何を観れるのかと思っていると、これまでと一転したクールなイントロ。あれ?これなんだっけ?とワタワタしていると、隣に座る妻が明らかに動揺している。あ。まさかのここで「Perfection Gimmick」妻は一織推しなのだ。

これまでのアイナナの元気一杯の曲と違い、クールで完成度の高いステージング。センターが変わるだけでこんなにも印象が変わるものなのか。本当に劇中で描かれたグループの変化を目の当たりにした。一織役の増田俊樹の立ち振る舞いは一織そのまま、スマートでパーフェクトだった。

クールでシャープな「Perfection Gimmick」が終わると間髪を入れずに暗転した会場にあの歌い出しが聞こえる。「DIAMOND FUSION」 だ!ここからはTRIGGERの時間が始まる。イントロが無く歌から始まるこの曲でTRIGGERがスタートした時のインパクトは凄い。シンセを中心にしたサウンドと硬質なビートに乗せて踊り歌う3人。MVさながらに旗を掲げて登場したバックダンサーを従える姿はTRIGGERそのまま。めちゃくちゃに格好良い。

あっという間に「DIAMOND FUSION」 が終わると、そのまま「SECRET NIGHT」に曲は続いていく。TRIGGERの楽曲の中でも落ち着いたBPMで展開されるこの曲は怪しくセクシーに披露される。まだ明るい時間のはずなのにステージ上はまるで夜中。彼らのイメージを決定づけるこの曲は本当にTRIGGERの代表曲にふさわしい。

「SECRET NIGHT」が終わり、ゆるめのMCで会場をリラックスさせたのも束の間。TRIGGERは休ませてくれない。次の曲は「Last Dimension ~引き金を引くのは誰だ~」どこまでも攻め続けてくる。

音源よりも遥かに力強く歌われるボーカル。3人それぞれが今回のライブにかけている気持ちが十分過ぎるほどに伝わってくる。TRIGGERの内に秘めたエモーションが全て乗った歌声のあまりの迫力に絶句した。特にサビの終わり。「さぁ、どっちだ?」と音源ではボーカルカットアップでエフェクティブに伸ばしていたパート。九条天役の斉藤壮馬が全身全霊で声を伸ばし歌う姿のあまりの恰好良さに気を失いそうになった。MC時のクールな印象とのギャップがエモ過ぎる。

ステージが暗転しTRIGGERパートの終わりを暗に感じさせ、次はいよいよRe:valeの登場。曲はやっぱりアレからか。と期待で胸が一杯になっている中で聞こえてくるのはアニメ版でも唐突すぎて動揺させられたあの曲の歌い出し。これはまさかの「雨」。アニメで不意打ちを仕掛けてきた曲にまさかライブでもやられるとは。予想なんて出来ないものがある。

MEZZO”のほっこりMCを挟み自分たちは切ない曲だけでは無いと披露されたのは「恋のかけら」爽やかなこの曲で綺麗なハーモニーを聴かせてくる二人。個人的に印象的だったのは二人が向かい合って歌う姿は少なく、お互いにステージ正面を向くか別々の方向へ目線を向けて歌っていたところだ。そこにMEZZO”らしい2人の距離感を感じて何故か少し安心した。

MEZZO”が終わるとピアノのフレーズが印象的なイントロが聞こえてきた。「SILVER SKY」が鳴る中、いよいよRe:valeの出番がきた。騒然とする会場。バックダンサーを引き連れながら歌う二人のステージングには余裕すら感じた。2人組グループというのは本当にステージに立つのに勇気がいると思う。一人一人の責任は大きく、お互いにカバーし合える信頼関係がないと出来ないだろう。

興奮のままに「SILVER SKY」が終わるとMCタイムに入る。この2人のMCは安定感がある。ゲーム中のRe:valeさながらな軽妙かつ自由な掛け合い。TRIGGERとはまた違ったプロフェッショナルさを見せてもらった。

そしてRe:valeの2曲目は「Dis one.」迫力のギターリフが鳴り響くと、さっきまでのゆるさはどこへ行ったのかという程に会場全体が興奮している。まさに飴と鞭という表現がぴったりなMCと曲とのギャップ。この二人の声の相性は本当に格好良い。MEZZO”の様な甘く切ないハーモニーとは違う良さがある。お互いに個性が立った声質でのボーカリゼイションが合わさった時のパワーはまさにトップアイドル。サビでのジャンプを促すタイミングの「ここ!?」な所も、ある意味でオーディエンス殺し。

Re:valeが終わるとIDOLiSH7とTRIGGERが登場する。全員で少しまったりと話すのかと思っていると、まさかのシャッフルユニット。シャッフルユニット曲を演ると思っていなかったので、これは嬉しい。まずは「フレフレ!青春賛歌」から。

歌い始める前は、ダブルセンターと一緒に歌うのが嫌だと言って会場を笑わせていた増田俊樹だったが、彼も「Perfection Gimmick」で立派にIDOLiSH7のセンターを務めた男だ。他の2人に全く引けを取っていない。和泉一織らしい丁寧な歌で、この3人にしか作り出せない空間を生み出してくれた。

「フレフレ!青春賛歌」が終わり、次に披露されたのは「LOVE&GAME」十龍之介とMEZZO”の二人によるこの曲は、セクシーなイメージにぴったりなスタンドマイクでのパフォーマンス。刺激的な振り付けを三人で踊るステージングは会場を一気に夜の雰囲気に塗りつぶしていく。曲終わりの例のポーズもしっかりと見せてくれた。

雰囲気は一転してシャッフルユニット最後は勿論あの曲「男子タルモノ!~MATSURI~」3グループ合同のプチフェスの様な今回のライブには本当にぴったりなお祭りソングだ。スタンド席にそれぞれゴンドラに乗って登場したメンバーはこれでもかと会場を盛り上げながら進んでいく。個人的に嬉しかったのが八乙女楽パート、高めのキーでの「踊ろう 夜明けまで」が聴けたことだ。最高。

感動の後半戦。涙のRESTART POiNTER

シャッフルユニットで盛り上がった会場のテンションを落ち着かせる様に、スクリーンにはゲームのビジュアルが映され一部からの名セリフが会場に流れる。楽しいだけじゃない。本気で頑張っているからこそぶつかる辛さや悔しさを彼らは乗り越えてきて今日があるのだ。そんな事を考えているとセリフの展開から気づいた。これはアノ曲に向かっているのじゃないか。

そう思っているとメインステージの真ん中には階段が出来上がっている。スクリーンに映された映像とリンクして階段に立つメンバー、一人一人にスポットライトが当たっていく。目にはもうすでに涙が溜まっている。6番目のスポットライトが点き、ギターのアルペジオが流れるとセンターの彼は歌い始めた。「RESTART POiNTER」だ。小野賢章が歌い始めると同時に僕の目からは涙が溢れていた。

全国のマネージャーを感動の渦に包み込んだMVそのままに行われるステージング。小野賢章と増田俊樹はハイタッチをして肩を組む。お互いに顔を向き合うMEZZO”の2人。ピタゴラの3人は並んで楽しそうに歌う。サビの振り付けもそのまま。何度だって観たMVがそこにあった。

ずっと涙しながら観ていたこの曲の中で、最も感動したのはカメラワークだった。ステージに立つ7人を画面に収めながらアリーナからスタンドまでを埋め尽くしたペンライトのカラフルな光をとらえた映像は、MVで観た景色そのままでとても美しかった。

MCを挟んでもまだ感動は引きずったまま、次の曲へ。急に「準備は出来た」と言い出す阿部敦。ピアノの前に座った彼を映し出すと、彼の指先から奏でられたのは「Sakura Message」のイントロだった。音源で聴いているだけで泣けてくるこの曲をライブで、しかもピアノの演奏付きで聴けるとは思いもしなかった。

少しぎこちない手つきで必死にピアノを弾く彼の姿は、ゲーム中で作曲をする事を決め、大好きな音楽に真剣に向き合っていく壮五の姿に重なりまた涙が出てくる。アウトロのミスタッチにすら感動していると、カメラが映すのは六弥ナギ役の江口拓也の表情。一体どこまで泣かせてくるのだろう。

また暗転したステージ上、スクリーンに映し出されるのは大和主演のドラマ「ネメシス」これはもうあの曲しかない「GOOD NIGHT AWESOME」だ。作中ではサウンドシップで披露されたこの曲。立ち位置や振り付けも見事にアニメでのパフォーマンスそのままだった。格好良い。

ステージは目まぐるしく変わっていく。次はまたもRe:valeだ。「GOOD NIGHT AWESOME」からRe:valeへの流れや、前半の「Perfection Gimmick」からTRIGGERへの流れなど、IDOLiSH7の曲の中でもクールな印象の曲で他のグループへ繋げることで、違和感を無くしていく構成は見事だと感じた。

会場中に流れるのは王者の貫禄に溢れたイントロを持つ曲「NO DOUBT」大好きな曲のイントロに興奮していると、Re:valeはMVをイメージした玉座に座って登場。堂々と座ったまま歌う二人の格好良さは今も脳裏に焼き付いている。センターステージに降り立った彼らはMVの印象的な振り付けを披露しながらこの名曲を歌い上げた。

MCで紹介された次の曲はまさかの「奇跡」まだゲーム中でしか聴いたことの無いこの曲のフルバージョンをライブで聴けるとは思わなかった。アッパーなダンスビートで歌われるスタイリッシュなこの曲で会場は大いに盛り上がる。後半の展開も格好良かったので是非とも早く音源で欲しい曲だ。

Re:valeの興奮冷めやらぬ中、次に聴こえてくるのはTRIGGERのネクストステージを象徴する曲「DAYBREAK INTERLUDE」のイントロ。メインステージの高い位置に並ぶ3人の姿。イントロでの揃ったダンスから、レベルの高いメンバーそれぞれのソロダンスまで披露。

相変わらず抜群の安定感を持った3人の歌声。とにかくプロフェッショナルとしてのステージを見せつけてくれる。小室哲哉作曲のこの曲はとてもステージに映える。そしてあれだけ動きながら全くブレずに歌える3人の凄み。想像していた完成度をはるかに超えたステージングを観た僕はまたもや涙していた。

少しMCが入り、次の曲はアニメのエンディング曲「Heavenly Visitor」。TRIGGERの数ある曲の中でも最もスピーディでヘビーなこの曲の爆発力は凄かった。メンバー3人はステージの端まで散らばって歌い、ステージには火柱が高く燃え上がる。火柱越しに観る斉藤壮馬の熱さをうちに秘めたクールな表情でのボーカルに惚れた。格好良すぎる。

TRIGGERは止まらない。勢いを全く落とさないまま曲は「Leopard Eyes」に続く。アタックの効いたキックと、太くてエグみのあるベースでグイグイと突き進んでいくビートで会場のボルテージは最高潮に達した。ほとんど汗をかかずにこれだけのステージをやってのけるTRIGGERには心から感服した。頭の中には「やっぱTRIGGERが最強だろ?」という八乙女楽の言葉がこだましていた。

この日、僕はTRIGGERに恋をした。

熱狂のまま「Leopard Eyes」が終わると、次に聴こえてくるのはIDOLiSH7がブラホワで披露した「MEMORiES MELODiES」レオパの後にはこれしかないという見事過ぎるセットリスト。

つい二ヶ月前にアニメ最終話で号泣したこの曲をまともな神経で観れる訳がない。ゆるゆるになった涙腺からは当たり前のように涙が溢れ出してくる。ここはブラホワの会場だったのか。と錯覚している自分がいる。隣では妻が「スクショしたい」と呟いているのが聞こえた。

ブラホワを思い出して感動のまま曲後のMCを見ていると、次の曲は彼らの最新曲だと言う。登場した時の彼らの衣装でてっきり「WiSH VOYAGE」だと思い込んでいた耳に飛び込んできたのは「ナナツイロREALiZE」。もの凄く苦しい思いをして読み進めたストーリー第3部の最後を飾る大名曲だ。

ポジティブなエネルギーに満ちたこの曲を楽しそうに歌うIDOLiSH7のメンバーを観ているとふと気がついた。TRIGGERが最高のステージングを披露した後に再登場したIDOLiSH7は明らかに力強くなっている。

ライブの一番手で最初は緊張があったのは当たり前だろう。その中でも素晴らしいパフォーマンスを観せてくれた彼らが、更に素晴らしくなっている。これは、バックステージでTRIGGERのライブを目の当たりにした彼らが「負ける訳にはいかない」と触発されたのでは無いかと想像している。そのくらい本物のIDOLiSH7だった。

「ナナツイロREALiZE」の後、立て続けに始まったのは「PARTY TIME TOGETHER」。シングル発売された「Sakura Message」のカップリング曲でゲームにも入っていない曲。楽しげな雰囲気がどこか切なさを感じさせて個人的に大好きな曲だ。ライブにぴったりな曲だけど、さすがにやることは無いかと思っていた曲がまさか聴けるなんて思っていなかった。

曲のイメージそのままに会場に散らばっていくメンバーはみんな笑顔に溢れて楽しそうだ。それぞれ顔を見合わせてアイコンタクトをとり笑い合うメンバー、それを幸せそうな顔で見守る会場のマネージャー、ライブビューイングで見守るマネージャー。こんなにポジティブな空間があるだろうか。

MCで最後の曲と紹介されたのは彼らの新たな代表曲でありアニメのオープニング曲「WiSH VOYAGE」ステージでのメンバーはみんな今回のステージをかみしめるように、そして何よりも楽しそうに踊り歌っている。ダンスの振り付けは何回だってオープニング映像で観ているそれだった。

本編最後の曲としてこれ以上の曲はないだろう。「MONSTER GENERATiON」で幕を開けたライブは「REATART POiNTER」で後半を迎え最後に「WiSH VAYAGE」で締めくくる。彼らの代表曲がしっかりとライブの重要な位置に配置されたセットリストは完璧なものだった。興奮と熱狂のまま本編は締めくくられた。

冷めやらない狂熱の中、アンコール曲はマネージャーに感謝を伝える「THANK YOU FOR YOUR EVERYTHING!」で始まった。Tシャツに着替えてきたIDOLiSH7のメンバーは所狭しと楽しそうに会場中を走りまわる。全身全霊で喜びと、我々への感謝を伝えてくれている。こちらこそありがとうなのに。

最後のお祭り騒ぎ状態の中で、今までよりもラフに歌うKENNのボーカルや、何度も「わー!」と叫び続ける代永翼の声など、本当にエモーショナルで胸が熱くなる。ここには今、喜びと感謝しかないのだ。

アンコール2曲目は絶対に演ると思っていたTRIGGERを招いての10人での「NATSU☆しようぜ!」全員が水鉄砲を手に持ってアリーナ中に水をかけながら歌われる。全員がぐちゃぐちゃになって、全員が笑顔で、全員で騒げる最高に幸せな空間。曲の終盤ではRe:valeの二人も呼び込まれて12人全員での「NATSU☆しようぜ!」作中でも行われなかった夢の空間が現実になった。

12人全員がマネージャーへの感謝を伝えた後、アンコールの最後の曲、そしてライブの最後の曲として歌われたのは作中、唯一の12人で歌う曲「Welcome, Future World!!!」ミドルテンポで優しくポジティブに溢れたこの曲がメットライフドームに鳴り響く。見事な大円団。彼らは1stライブとしてこれ以上は無いくらいに最高のライブを観せてくれた。

Road To Infinity

これだけのライブが出来たのは、メンバーは勿論、運営の方々、シナリオ・キャラクター・楽曲・MV・アニメなど制作陣の方々、ライブのスタッフの方々、全国のマネージャーの方々など、関わっている・応援している全員のエネルギーがあるからこそだろう。こんなにポジティブな空間を生み出せるのは本当に凄いことだと心から感動した。

そして、ライブが終わった翌日。2018年7月9日にはライブの広告を大々的に展開していた池袋駅に「LIGHT FUTURE」という新たなビジュアルが展開されていた。「未来を照らそう」と伝えてくれる美しいポスター達をこっそりと仕掛けてくれた運営のサプライズと優しさには頭が下がるばかりだ。

そして「LIGHT FUTURE」を見た時に思い出したのは、ライブ最後の挨拶で小野賢章が言っていた「まだ始まったばかりです。」という言葉だった。今回のライブはまだまだ始まりに過ぎない。これからアイドリッシュセブンという作品がどんな景色を見せてくれるのか想像もできない。

きっと彼らは、これからも美しい虹を見せてくれるだろう。

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