米騒動。お米を駄目にしてしまってショック。

お米袋

生まれて初めて米を駄目にしてしまった。実家で作っている米を送ってもらったのだが、己の不注意から初めてカビさせてしまったのだ。ショックだ。

先日、米を炊いた時に炊き上がりの匂いが少し鼻について不快だったのだが、気のせいかとあまり気にとめずにカレーをかけて食べた。

翌日の昼食時に新たに米を炊いた。昨日、匂いが気になった事を思い出したので入念に米を研いだ。

二回ほど水を流しながら全体のアクをとるイメージで軽く研ぐ。その後、ざくざくと五〜六回ほど米研ぎと水で流すを繰り返す。最後に、全体をゆすぐ様に二回ほど洗い流し完成だ。

今回はとにかく入念に研いだ。全ての動作に心を込めた。匂いよ消えろ。昨日のはきっと研ぎが足らなかったのだ。己の怠惰が産んだ匂いだ。怠惰の果ての匂いと言うと臭みが十倍は増した気分だ。十倍増したのでさらに研ぐ。指の先にまで神経を注ぎ、僕は米を研いだ。

三合の米を研ぎ炊飯釜に刻印されている適切な水を入れる。濁りはなく透明な水だ。やれる事は全てやった。後は炊き上がりを待つのみだ。

はたして炊き上がったご飯は、やはり匂いがあった。なぜだ。母にLiNEで米の種類を変えたのか聞いてみた。答えはノー。特に変えていない様だった。

キッチンに戻ると妻が米が入れてあるジップロックを確認していた。
「これカビてるよ。あと、虫が湧いてる。」

慌ててジップロックの裏側を見てみると確かに小さな虫が数匹いる。そして、台所下の棚から出し明るい所で見る米達は色が少しくすんでいた。ちょっと考えれば分かるはずの事に僕は気がつけなかった。米がカビるという考えがなかったのだ。

そういえば、研ぎ始めの研ぎ汁の色が少し灰色っぽく濁っていた気がする。それを透明にしようと夢中で米を研いでいた。気がつけ自分。炊飯釜に入れた米は確かにいつもと色が違った気がする。よく見ろ自分。僕は目の前のものを見ている様で何も見ていない様だ。

さすがにカビてしまったと分かった上で食べる事は出来ないので処分をする事にした。不幸中の幸いな事に、小さめなジップロックに入れてあったので大量の食べ物を破棄する事にはならなかった。

食べ物を駄目にしてしまうのはとても傷つく。しかも、シンクの下の棚に保管するなどという自分の不注意からの事となると尚更だ。傷つくのは食べ物が生き物にとって大切だと本能的に分かっているからだろう。罪悪感に苛まれる。

今後は米の保管に気をつける様にしよう。ごめん。お米。

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