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イケメンアイドルリズムゲームのアイドリッシュセブンがしんどい

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スマートフォン用イケメンアイドルリズムゲームのアイドリッシュセブンが面白い。急に妄言を発し始めたわけではなく本当に面白いのだ。

そもそも最初に始めたのは妻だった。ふとした折に、やった事がない事をやってみようと言い出して始めたイケメンなキャラクターが登場するソーシャルゲーム。その内の一つがアイドリッシュセブンだった。

ほぅこれはどうした。二次元。イケメン。男性アイドル。急に情報量が多すぎる。しかし、本人が楽しんでいるのだから良しとしようと思っていた。ある時これやってみてと言われた。二次元アイドル(笑)と心の中で笑という漢字一文字を丸括弧の中に収めながらも、十代の頃に元祖リズムゲームのビートマニアに執心していた事もあり一度だけやってみた。

はいはい、この奥から向かってくる丸い物体を良いタイミングで押すのね。しゃんしゃん鳴る。タイミングがなかなか絶妙だ。しゃんしゃんしゃんしゃんしゃん。しかしこれなかなか良い曲かもしれない。しゃんしゃんしゃしゃしゃん。そんな塩梅で徐々に心を惹かれながらしゃんしゃん演奏しているとサビになった途端に画面いっぱいにアイドル達が踊り出した。ハツラツと。

高揚感のあるサビのメロディも相まって、しゃんしゃんする指にも力が入る。画面狭しと爽やかなイケメン達が元気に踊る。一人一人の動きは絶妙に違い、汗が飛び散る様まで見えてくる気がする。彼らの躍動感溢れるダンスを見事に捉えたカメラワーク。満面の笑顔。そこにアイドルがいた。そして僕のiPhoneにアイドリッシュセブンが入った。

いざ自分でプレイし始めると思っていた以上に楽しい。楽曲のクオリティがどれも高く、これ本当に無料でいいんですかいなぁ?と語尾がだらしなく伸びてしまう程に驚いた。3つのアイドルグループがいるのだが、グループ毎にカラーがはっきりと分かれていてどの曲もしっかりしている。下手なJ-popよりも良いのではないかしらと思い調べてみたら実際にオリコンランキングにも入っている。作曲家もなるほどどうしてプロの方ばかりだった。

シナリオも只のアイドルのサクセスストーリーかと思いきや奥深い。曲を盗まれたり、ファンからの批判を耳にしてしまったり、作られたイメージ像と実際の自分とのギャップに悩んだり、芸能界の事務所の力関係などが描かれていて結構えぐい。そんな中で葛藤しながらも彼らはハツラツと歌って踊る。だからこそ余計に輝く。

僕はアイドリッシュセブンを始めて「しんどい」という言葉を褒め言葉として使う表現を知った。なんて的を得た表現なんだろう。

アイナナしんどい。

アイドリッシュセブン

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