Amazonプライムオリジナル松本人志のドキュメンタルが面白い

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Amazonプライムで観る事ができるドキュメンタルが面白い。密室の中に10人の芸人が入りお互いに笑わせあう。制限時間内に最後まで笑わなかった芸人が優勝というシンプルな番組だ。

まず優勝賞金が1,000万円というインパクトが強かった。昔からテレビ番組の賞金といえば100万円という印象が強い。子供の頃から優勝100万円という言葉がテレビの中では溢れていたので、100万円あれば何でも出来ると思っていた。だけど大人になると価値観は変わり100万円はもう少し具体的でリアルな金額になった。そこで1,000万円という金額は確かに何でも出来る感を少し感じる。

しかしドキュメンタルに参加するにはまず自分で参加費の100万円を用意しないといけない。このルールがとても大きい。先ほど書いた様に100万円は大人になれば具体的でリアルな金額だ。だけど簡単な金額でもない。現に参加費を用意する方法も人によっては生々しかった。だからこそ優勝に対する本気度が違ってくるのだろう。

執着にも似た必死さを持った芸人のボケがまたえげつない。これはテレビでは無い事の利点だろう。個人的にはこれだけモザイクがかかりまくった番組を久しぶりに観た気がする。テレビだったらば絶対的に放送できないだろう。やたらと裸芸が多い。下ネタはあまり得意ではないのだが、あまりに多すぎて笑ってしまう。半分引きながら半分笑ってしまう感じ。ある意味で童心に帰ってしまった。

気になった点は個人的にあまり面白いと思えない人が残っていくところ。これは興味深かった。笑わないから残っていく。だけどボケもあまり面白くない。

結局これは「笑いの軸」の違いなんじゃないだろうか。人によって「笑いの軸」は違い、そこが交わった時に笑ってしまう。あまり面白くない人は軸が交わらないから笑わずに我慢できる。逆にボケても他の人は軸が交わらないから面白くない。

その軸というのは、その人が見てきたもの培ってきたものによって違いが出てくるんじゃないかと思う。それは全くもってセンスという言葉で言い表せるものであって、笑いだけじゃなく全てのものに置き換えられる。だからインプットはとても大切で幅広く色々なものを取り入れる事で、軸の太さ長さを変化させてより沢山の人に触れられるんじゃないだろうか。

また、面白い人はよく笑う。これも大きなポイントだと思う。笑いが好きだから面白い。だからこそ他人のボケに対しても素直に笑ってしまうのではないだろうか。

とにかく、テレビじゃないからこそ出来る芸人の無秩序なボケを楽しめるドキュメンタルを僕は面白いと思った。

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